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2011年6月、PCB処理特別措置法の制定にあたり、2016年までのPCB処理を義務付けられております。


○PCB(Polychlorinated biphenyls:ポリ塩化ビフェニル)は、水に溶けない、化学的に安定、絶縁性が良い、沸点が高いなどの性質を持つ、工業的に合成された化合物。

○また、PCBは人の健康・環境への有害性が確認され、分解されにくく、広範に環境中に残留していることが知られている。

○PCBは、絶縁性などの性質により、主として次の用途に使用。
・トランス用絶縁油、コンデンサ用絶縁油
高圧トランス(変圧器:発電所、工場、ビルの受電設備、鉄道車両などで使用)
 高圧コンデンサ(送配電線等で使用)
低圧トランス・低圧コンデンサ(家電製品の部品など)  柱上トランス(配電用) ・熱媒体(熱媒油)、潤滑油
化学製品などの製造工場の熱媒体、機械の高温用の潤滑油
・感圧複写機(ノーカーボン紙)  PCBが塗布

1929年(昭和4) 米国スワン社(後にモンサント社に合併)生産開始
1954年(昭和29) 国内生産開始(鐘淵化学工業、1969年に三菱モンサント)
1968年(昭和43) カネミ油症事件発生、PCBの毒性が社会問題化
1972年(昭和47) 行政指導(通産省)により製造中止、回収などの指示(保管の義務)
※日本国内での使用量は累計で約54,000トン。このうち約3分の2は
トランスなどの電器用として使用。
1974年(昭和49) 化学物質の審査及び製造に関する法律制定・施行
(製造・輸入・使用の原則禁止)
1976年(昭和51) 廃棄物処理法の処理基準として高温焼却を指定
1987~89年 鐘淵化学工業㈱高砂工場において液状PCB約5,500トンを高温焼却
(昭和62年~平成元年)
1992年(平成4) 廃棄物処理法により特別管理廃棄物として指定
厚生省による保管状況調査実施
1998年(平成10) 廃棄物処理法の処理基準に化学分解法などを追加
2000年(平成12) 新たな化学分解法などの追加
2001年(平成13) 5月22日 「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPS条約)」が採択
6月22日 ポリ塩化ビフィニル廃棄物の適切な処理の推進に関する
特別措置法の制定(7月15日施行)
11月1日 北九州市の環境事業団によるPCB処理事業について環境大臣が認可
処理は高額となっているため、弊社では少しでも保管事業者様の負担を軽減するためのご提案をさせていただきます。
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